Catalog record · 目録番号 108076

Kitarouoyobiengekizukan

北楼及び演劇図巻

Catalog note / 解説

材質: 絹本着色 寸法: 32.1×1087.5 員数: 1巻 所蔵: 東京国立博物館 江戸を代表する二大悪所、北楼(吉原遊郭)と芝居小屋を題材とした複数の図を集めて一巻としたもの。各図の最後に年紀の異なる落款がある。本図は、吉原へ通う道として知られる日本堤に犬がいる様子を描いた部分。寛文12年(1672)の年紀を伴う。(20180102_h21・22特集初もうで) 菱川師宣(ひしかわもろのぶ)が描いた肉筆の浮世絵です。10メートルあまりの長さの画面に、江戸を代表する二つの悪所、北楼(ほくろう)すなわち吉原遊郭と芝居小屋のさまざまな場面が描かれています。  実はこの絵巻は、20年近い期間にわたって描かれたさまざまな場面の絵を、内容の流れを意識して並べ替え、一枚につないだものです。前半には吉原に向かう道中から遊郭のさまざまな場面、後半には芝居小屋の舞台とその裏側が描かれています。  作者の菱川師宣が画題として得意とした吉原と芝居小屋は、娯楽と贅沢の象徴であり、人びとに倹約をすすめる幕府にとってはやっかいな場所でした。禁じられても楽しみはなかなかやめられないもので、当時の人びとが生き生きと楽しそうに描かれています。

Image record / 画像情報

COLBASE · 江戸時代・17世紀 · colbase

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