Catalog record · 目録番号 135470
Itsukushimayuurakuzubyoubu
厳島遊楽図屏風
Catalog note / 解説
材質: 紙本金地着色 寸法: 各154.8×359.6 員数: 6曲1隻 所蔵: 東京国立博物館 現在の広島県にある厳島神社を描いた屏風です。厳島を北側から見た景色を、遊楽に来る人びとの活気とともにあらわしています。島に舟で辿りつく参拝者、彼らを宿坊に迎え入れもてなす人びとなどが生き生きと描かれ、その賑わいが聞こえてきそうです。 人びとの生活空間に対し、赤い社殿のあるエリアは神仏の領域です。こちらにはそれぞれのシーンに神域で人を導くガイドのように鹿が描かれており、人と鹿との深い関係も垣間見えます。 このように、描かれた風俗を見て楽しむ絵画は、江戸時代に入るころに流行し、数多く制作されました。なかでも、人びとがイメージしやすい神仏に関わるシンボル的なモチーフがあり、景色も美しい名所として、厳島や松島などは多く描かれました。聖なる場所を旅するイメージで、こうした絵は鑑賞されていたのでしょうか。 聖なる場所を描きながらも、主役は人。こうして生き生きと人びとがあるのも厳島のご加護のおかげ、というわけで、人びとが楽しみながら参詣している、喜びに満ちた理想郷を描いた屏風です。 現在の広島県にある厳島神社を中心に、厳島を北側からみた景色を描いた屛風です。厳島は日本三景の一つとして有名な名所で、江戸時代にも多く絵画化されました。本作では、参拝者をはじめとする人々の遊楽の様子がいきいきと描かれており、厳島の活況を今に伝えています。
Image record / 画像情報
COLBASE · 江戸時代・17世紀 · colbase
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